総社市と倉敷市真備地区の小学生がお祭りの屋台を体験するイベントに参加しました。
初めて顔を合わす小学生同士が協力して屋台を盛り上げました。
参加した小学生は、8つのグループに分かれて屋台を運営します。
調理もすべて子どもたちが担います。
ホットドッグは、焼き立てのロールパンにキャベツとソーセージを挟みます。
たっぷりバナナが入ったパフェは器の底にコーンフレークとバームクーヘンを敷き、生クリームで飾り付けて出来上がりです。
このほか、お祭り屋台で定番のタコ焼き、ベビーカステラ、焼きそばも提供します。
料理が初めてで、慣れない手つきの子どもたちもいますが、総社青年会議所のメンバーがサポートします。
こちらでは、パンが焦げるアクシデントも。
励まし合いながら調理を進めます。
屋台の食材や調理器具は主催者が用意していますが、調理方法は子どもたちで考えています。
タコ焼きは、一般的に生地を鉄板に流し込んでからタコを入れます。
ところがこのグループは、生地を流し込む前にタコを先に入れて炒めています。
作り方を間違えたのでしょうか。
もう一つのグループでもタコ焼きを作っていますが、こちらでは看板に何かを書いています。
客の好みを聞いて商品を提供するきめ細かいサービスです。
今回の屋台体験。
お客さんは小学生の保護者です。
一人でも多く来てもらおうと、呼び込みに力が入ります。
子どもたちの生き生きした表情に、保護者も感心しながら、お祭り屋台のグルメを味わっていました。
初めて会った小学生同士がグループを作って挑んだ屋台体験イベント。
初めての試みでしたが、子どもたちはどう感じたのでしょうか。
祭りのあと。
屋台の片付けも自分たちで。
子どもたちの成長を感じる一日になったようです。