倉敷市議会11月定例会が開会しました。
定例市議会の初日は、執行部が32議案を提案しました。一般会計の補正予算案は、
子ども医療費助成事業の追加費用や、消防団員の活動服を新しくするための費用など5億400万円を増額するものです。
来年4月から市内の公民館や文化・スポーツ施設など、貸館を行う公共施設の使用料を見直す条例改正案も提案されました。
時代に見合った適正な料金にすることを目的に、近年の光熱水費や人件費、物件費の上昇も踏まえ、料金を見直します。
対象施設の9割以上が値上げになりますが、公民館の調理実習室など値下げする施設もあります。
消費税率のアップを除いて公共施設の使用料を抜本的に見直すのは平成以降で初めてということです。
また、下津井地区の小中学校3校を統合した新しい義務教育学校「下津井学園」について、今の下津井中学校に校舎を置くことなどを定めた学校の条例改正案も提案しています。
11月定例市議会は、29日から一般質問が行われ、来月13日に提案された議案を議決します。