海外の有名なアーティストを招いたクラシックコンサートが24日、倉敷市で開かれました。
コンサートの企画と本番の運営を手がけたのは、高校生です。
本番前、ステージ裏には準備に勤しむ生徒たちの姿がありました。
倉敷高校普通科進学チャレンジコースの1・2年生およそ100人がこの日に向けて宣伝やチラシの作成、イベント内容の企画などすべて準備してきました。
当日の受付や警備、席の案内などもすべて生徒が担います。
さらに生徒たちによる傘を使ったパフォーマンスなども企画され、生徒たちは本番ギリギリまで練習に励んでいました。
今回のコンサートには、世界で活躍するマンドリン奏者のシュムエル・エルバスさんとロイ・ダヤンさん、愛知県出身のピアニスト・井上莉那さんを招きました。
クラシック6曲を披露し、マンドリンの繊細かつ美しいメロディで会場を包みました。
倉敷高校では、海外のアーティストを招き生徒たちが主体となって企画・運営する音楽イベントを「GLEコンサート」と名付けて2019年から行っています。
GLEとはグローバル・リーダーシップ・エデュケーションの略で、生徒たちのリーダーシップや協調性を育むことを目的としています。
コンサートでは他にも吹奏楽部の演奏や傘を使ったパフォーマンス、アーティストとのコラボ演奏などが披露され会場を盛り上げていました。
最後は生徒全員による合唱で締めくくり大盛り上がりのコンサートになりました。