倉敷市内の病院で働く医師などが制作した美術作品の展示会が倉敷市立美術館で開かれています。
会場には、倉敷市連合医師会に所属する医師とその家族25人による59点の作品が並びます。
この作品展は、美術が趣味の医師たちの発表の場を設けようと年に一度開かれています。
今年も絵画や写真、書、工芸品などさまざまなジャンルのものが集まりました。
倉敷市亀山にある伊木診療所の伊木勝道さんは、桃太郎とバンドを題材にした浮世絵風の絵画を出品しました。
伊木さんは医師会のメンバーで結成した「医師会バンド」に所属していて、市内の病院で行っている慰問コンサートなどの活動を広めたいという思いを込めたそうです。
こちらは、下庄の えんさこ医院の遠迫克昭さんが、今年の春訪れた沖縄の慶良間諸島で撮影した写真です。
「ケラマブルー」と呼ばれる深い青色の海を自身でドローンを操縦し上空から収めました。
そのほかにも、今年の県展で入選した絵画など、見ごたえのある作品がそろいます。
倉敷市連合医師会の作品展は、来月1日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。