夢の実現にまた一歩前進です。
一般社団法人MASCが所有する「空飛ぶクルマ」の新しい機体が、国内で初めて試験飛行に成功しました。
今朝、テストフライトをしたのは、中国とドイツの合弁会社オートフライト社製の空飛ぶクルマです。
貨物専用で350kgの荷物が載せられます。
あらかじめプログラムしたルートで飛ぶ自動運転での試験飛行です。
プロペラは13枚付いていて、垂直に離着陸します。
この日は荷物を乗せず、機体の格納庫を設けている岡南飛行場の滑走路上空を1往復、距離にして991メートルを約5分間飛びました。
大型の機体が地上50mの高さで飛ぶ様子を地域住民を含めた70人が見守りました。
一般社団法人MASCでは、内陸や離島といった過疎地へのアクセス改善、瀬戸内海の観光振興、災害支援など、空飛ぶクルマの活用を通じた地域産業の振興を目指しています。
試験飛行に成功した大型の「空飛ぶクルマ」。
MASCでは来年から荷物を乗せるなどしてテストフライトを続けたい考えです。