玉野市役所の新庁舎建設工事が今月から始まるのを前にきょう(4日)安全祈願が行われました。
新庁舎の建設予定地では元々あった倉庫の取り壊しが終わり今月から建物の建設工事が始まります。
工事の開始を前に市の職員や工事関係者など約60人が出席し安全祈願を行いました。
玉野市の柴田義朗市長などが鍬入れを行い工事の安全と建物の無事完成を祈りました。
現在の庁舎の東側に建設される新たな市役所は地上5階建て、延べ床面積は7586㎡で総工費は70億4000万円です。
外観は造船の街玉野をイメージしたデザインとなっていて建物の1階には市民対応の窓口が集約されているほか市民ギャラリーや会議などにも使える多目的ホールを設置します。
また、災害発生時一時避難所としても活用できるなど防災機能も備えています。
建物には免震構造を取り入れ高潮などの浸水対策として建物を周辺の道路から2メートルほどかさ上げ。
さらに高さ1メートルの防水壁を設置するなど安心・安全な庁舎を目指します。
玉野市役所の新たな庁舎は2026年6月末の完成を予定しています。