子どもたちの想像力あふれる「夢のいきもの」を募集するコンテストの表彰式が玉野市で開かれました。
身体じゅうにカラフルなトランポリンが付いている「プニプニワニ」。
きれいな砂浜に住みたい「ゴミここKANI」は、SOSと×(ばつ)印でゴミがたくさんある場所を教えてくれます。
玉野市観光協会が主催する「夢のいきもの大募集」は、「こんないきもの、いたらいいな」をテーマに2014年から行われていて、今回で10回目です。
去年の夏に4歳から小学生までを対象に作品を募集し、県内を中心に全国から311点の応募があり、受賞作品20点が決まりました。
審査は、玉野市出身で映画「ファイナルファンタジー」などのキャラクターデザインを手掛けるイラストレーター・内尾和正さんが行い、優秀賞4点と図書館賞1点は内尾さんによって立体感のあるイラストに仕上げられました。
優秀賞の一人、八浜小学校3年の長瀬咲良さんが描いたのは、「もち米のモッチン」です。
魚のキャラクターを作りたいと考えた田井小学校4年の西村和奈さんが生み出したのは、「レース魚」です。
そのほかにも、角(つの)から音楽を奏でながら一緒に眠ってくれる「ピローシープ」や、針の代わりに花火が付いたハチ「はなビー」など子どもたちの自由で豊かな発想の数々が集まりました。
応募されたすべての作品は、1月19日までメルカ1階のセントラルコートで、1月23日から来月24日まで2階のたまののミュージアムで展示されます。