倉敷市内の1万人を超える小中学生から作品が集まった井上桂園賞児童・生徒書道展がきのう(18日)から始まっています。
故・井上桂園は、倉敷市真備町出身の書道家で、小学校で使われる教科書の執筆をはじめ書道教育の第一人者として活躍しました。
「井上桂園賞児童・生徒書道展」は桂園の功績を称えるとともに倉敷の書道教育を発展させようと旧真備町時代の2000年から毎年、開かれています。
倉敷市内の小学3年生から中学3年生を対象に作品を募集し今年は、1万667点が集まりました。
集まった作品は17人の有識者によって審査され大賞から佳作までが決まります。
各学年で1人だけが選ばれる井上桂園大賞のうち小学3年生の部では書道歴4年 茶屋町小学校の三宅健太さんが選ばれました。
また、中学3年生の部では天城中学校の西井結惟さんが大賞に選ばれました。
1年生から3年連続となる大賞受賞です。
この他にも、会場のマービーふれあいセンターには入選以上の作品約1300点が展示されています。
井上桂園賞児童・生徒書道展は今月26日(日)まで行われています。