瀬戸内海ではチヌと呼ばれ、豊富にとれる魚・クロダイのおいしさを再評価し、人気を高めようというプロジェクトが玉野市で進んでいます。
そこで、地元のレストランが開発した新しいメニューの試食会が行われました。
玉野市のレストラン、シェ・フジタの新メニュー「黒鯛と玉野の地産地消コース」です。
クロダイのマリネや叩き割って食べる昆布締めしたクロダイの塩釜焼きなど様々な方法で調理したクロダイ料理が並びます。
先週15日に行われた関係者向けの試食会には玉野市の柴田義朗市長など約20人が参加し黒鯛の美味しさをじっくりと味わっていました。
この新メニューは玉野市観光協会などが企画する「黒鯛プロジェクト」の一環として開発されました。
この地域でチヌとも呼ばれるクロダイは瀬戸内海に多く生息する一方、取引単価が低い、養殖のりを食い荒らしてしまうなどのデメリットもあり近年食用としての人気が下がっています。
このイメージを払拭しようと玉野市内の飲食店と協力しクロダイ料理を通して魅力を発信する「黒鯛プロジェクト」を去年の6月から始動。
現在は10店舗がこのプロジェクトに参加しています。
シェ・フジタでは2月初旬ごろから黒鯛コース料理の提供を始める予定です。
映像に出ましたクロダイの新メニューは「トクもりっ」ホームページでも詳しく紹介しています。