倉敷市内の障がいのある児童・生徒が制作した作品を集めた「倉敷っ子なかよし作品展」が倉敷市立美術館できょう(21日)から始まりました。
初日のきょうは開会式が行われ倉敷西小学校5年生の田中二葉さんと前地翔太さんが「僕たちが作った作品が飾られるのが楽しみです」と挨拶しました。
会場には倉敷市内の小中学校あわせて81校から特別支援学級や倉敷支援学校に通う児童・生徒が制作した作品2482点が並んでいます。
すべて図工や学活の授業で製作された作品で絵画や工芸、習字とジャンルも様々です。
学校の中にあるお気に入りの場所を撮影した写真を自分たちでデコレーションした額縁に収めた作品や、児童1人ひとりが粘土で形づくったショップを集めショッピングモールにした合作など学校ごとに創意工夫した個性豊かな作品が集まっています。
倉敷っ子なかよし作品展は普段の学校生活で取り組む活動の成果を発表することで特別支援教育に対する市民の関心を高め、理解と協力の輪を広げようと毎年開催されていて今回で36回目です。
倉敷っ子なかよし作品展は今月26日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。