倉敷市立工業高校の生徒たちがものづくりを通して地域交流を深めようとワークショップや作品販売を行うイベントを倉敷市内の商店街で開きました。
イベントは、倉敷えびす通商店街の中にある仁科商店ワークスペースで開かれ、夜間定時制の倉敷市立工業高校の機械科と電気科の生徒およそ20人が参加しました。
車体についたカメラでコースの線の色を読み取って走る「ライントレースカー」や手作りの楽器など生徒たちの日頃の学びの成果を見ることができます。
こちらは機械科の4年生が研究している「スターリングエンジン」を搭載したミニカーです。
また子どもたちに人気だったのが紙コップと針金を使ったおもちゃ作りのワークショップです。
参加した子どもたちは機械科の先生や生徒たちにサポートしてもらいながら、紙コップに穴をあけたりペンチで針金を曲げたりして針金を回すと動物が動く仕組みのおもちゃ作りを楽しんでいました。
このほかにも生徒たちが作った、木製うつわやジェラルミンや真鍮などを使った金属小物の販売なども行われました。
このイベントは県内唯一の夜間定時制工業高校の取り組みを知って貰うと共にものづくりを通して地域交流を深める目的で開かれていて今年で2回目の開催となりました。