下水処理場で発生するバイオガスからCO2を取り除いてバイオメタンを精製するシステムの実証が倉敷市で始まりました。
倉敷市の児島下水処理場に設置された旭化成のバイオガス精製システムです。
旭化成独自の技術を活用し、下水処理場で発生するバイオガスから二酸化炭素を分離してカーボンニュートナルな燃料として注目されているバイオメタンを精製します。
システムの設置に伴い行われた竣工式には、伊東香織倉敷市長や旭化成の松崎修常務執行役員など関係者20人以上が出席しました。
倉敷市は、カーボンニュートラルの実現に向け水島地区に拠点を持つ大手化学メーカー・旭化成と2022年9月に包括連携協定を結んでいます。
その取り組みのひとつとして、今回の実証試験を行うことになりました。
実証試験は半年から1年を予定していて、データを収集しシステムの実用化を目指します。