先月28日、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故をうけ、倉敷市は陥没の恐れがないか道路の緊急調査を始めました。
調査は倉敷市船倉町から小町トンネルをぬけて中庄団地まで続く道路と中心とした約4kmを対象に行います。
この場所は圧力を用いて下水を送るためのポンプが整備されていることから下水道管の腐食の原因となる硫化水素が発生しやすく、さらに水道管の内径が1メートルと広いことから調査の対象となりました。
調査は民間企業に協力を依頼し、電磁波を発射してレーダーで地中に埋設物や空洞がないかを調べる空洞探査車を用いて行われます。
倉敷市では定期的に下水道管の点検を行っていて、約2年前に行われた点検では安全性が確認されています。
今日行われた調査で得たデータは約2週間から3週間後に倉敷市に共有され異常が確認されれば補修等を行うということです。