総社市の小学校で書家・髙木聖雨さんによる特別授業が開かれ児童たちが筆の使い方の基礎を学びました。
特別授業を受けたのは常盤小学校の2年生142人です。
講師は、常盤小学校出身で昨年11月に文化功労者にも選ばれた書家の髙木聖雨さんがつとめました。
今回児童が書いたのは書道の基本である縦線と横線を練習することができる「土」という漢字です。
児童たちは筆の持ち方の基本や筆先をどのように入れればいいかを教わり、お手本を書写していきます。
髙木さんに筆を握ってもらいながら一緒に書いていく場面もあり、児童たちは楽しみながら何度も土の文字を練習していました。
この特別授業は、新年度から書写の授業で筆を使い始める2年生に使い方の基礎を身に着けるとともに髙木さんの字を見ることで感受性を養ってもらおうと2018年から開催されています。
特別教室の後には、6年生に向けた講演会が開かれ聖雨さんがこれまでの書道人生について話しました。
また、揮ごうの実演も行われ児童たちは間近で一流の技術を見入っていました。