災害への備えと収納をテーマにした防災セミナーが倉敷市で開かれました。
水島愛あいサロンで開かれた「防災収納術セミナー」には午前と午後合わせておよそ90人が参加しました。
セミナーでは倉敷市消防局に18年間務めた防災コンサルタントの堀脇泰治さんが消防士時代に経験した災害現地での救助活動をもとに自分自身の身を守る自助の力を高めることの大切さを力説しました。
また、セミナーでは片付けや収納のプロと呼ばれるライフオーガナイザーによるグループOKAYAMAお片付けチームmomo防災部も講師として参加しました。
家の家具を固定したり非常食を蓄えるなど災害への備えはたくさんありますが、片付けも防災の一つです。
家に物が散らばっていると災害の時に通路が塞がって避難が遅れたり、火災の時に延焼のスピードが速くなる可能性があります。
そのため、すぐにでも家の中を片付け、整理整頓された状態を保つように呼びかけました。
今回セミナーが行われた倉敷市の水島地区は元々海だったということもあり、地震の振動を増幅させたり、液状化現象を引き起こしやすい性質をもった地盤です。
いつ大きな地震がくるか分からない中で、日頃から防災意識を高めてもらおうと住宅の耐震チェックなどを行っている玉野市の材木店ヤマホンが企画しました。
防災セミナーは5月にも行う予定で詳細が決まり次第ヤマホンのホームページで告知されます。