倉敷市出身のプロボクサーユーリ阿久井政悟選手はきのう(14日)東京都で世界フライ級二団体王座統一戦に臨みました。
最終ラウンドまでもつれる激闘の末に敗れ、王座統一はなりませんでした。
WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟選手はきのう(13日)東京でWBCフライ級王者の寺地拳四朗選手と二団体王座統一戦に臨みました。
ユーリ選手自身の「強さの基準」だという寺地選手に対し、序盤からひるまずプレッシャーをかけ続け、鋭い左ジャブや右のカウンターで試合を支配します。
その後、中盤から終盤にかけては寺地選手も盛り返し互いに主導権を譲らない激しい攻防に。
それでも、11ラウンド終了時点でジャッジは僅差ながらユーリ選手を支持していました。
しかし、迎えた最終12ラウンド寺地選手の連打を浴びてこれ以上の試合続行は危険と判断したレフェリーが試合をストップ。
テクニカルノックアウト負けで二団体王座統一はなりませんでした。
所属する倉敷守安ジムの守安竜也会長は「勝つチャンスはあったがもう一歩届かなかった 今後については本人と相談してゆっくり決めていきたい」と話していました。