玉野市の国道430号玉トンネルの拡幅工事が完了し、歩行者や自転車が安全に通れるトンネルに生まれ変わりました。
25日の供用開始を前に、地域住民向けの完成イベントが開かれました。
国道430号の玉トンネルの完成イベントには地元住民や関係者などおよそ150人が訪れ、玉野市内の中学校の吹奏楽部が演奏し完成を祝いました。
式典の後はフリーウォークが行われ、参加者が完成したばかりのトンネルの中を歩きました。
玉トンネルは、トンネル幅が狭いことから3.6mの高さ制限があり、また、歩道がなかったことから、大型車や歩行者は迂回を余儀なくされていました。
安全な交通の確保と老朽化改修のため、2022年1月からトンネルが通行止めとなりおよそ3年かけて工事が行われました。
3つあったトンネルのうち、宇野寄りの玉第1トンネルは山ごと取り除いています。
渋川寄りの第2・第3トンネルは横に掘り崩して、6mだったトンネル幅を、車道6.5m、歩道も含めたトンネル幅を11mに拡幅しました。
新しい銘板は柴田義朗市長が揮毫しています。
この改修工事により、車の高さ制限がなく、歩行者や自転車が安全に通れる道路に生まれ変わりました。
玉トンネルは、3月25日(火)の正午から供用開始します。