大原美術館の所蔵品の収集に貢献した児島虎次郎の記念館が新しく整備され、虎次郎の誕生日である4月3日のきょうオープンしました。
大原美術館の本館のそばに整備された児島虎次郎記念館です。
洋画家の児島虎次郎はクロード・モネの睡蓮などの西洋絵画や古代エジプトの美術品など大原美術館の収蔵品の収集に貢献しました。
児島 虎次郎の功績を称えるこの記念館では虎次郎が集めた古代エジプトや西アジアの美術品約1300点と虎次郎の作品200点の収蔵作品を入れ替えながら展示していきます。
建物は、2階建てで3つの展示室が設けられています。
第1展示室には、虎次郎が集めたコレクションが展示されオリエント古美術品がずらりと並びます。
第2と第3展示室には、児島虎次郎の油絵が展示され虎次郎の功績を感じることができます。
オープン初日から観光客や地元の人が訪れ鑑賞していました。
記念館は、企業版ふるさと納税として全国69社から寄せられた約2億2800万円の寄付金を活用して整備しました。
大原美術館ではこの記念館を通して美術館の礎を築いてきた児島虎次郎を多くの人に知ってもらい倉敷の美術文化の原点を感じてもらいたいと考えています。
児島虎次郎記念館は大原美術館の入館券で入場することができます。