JR西日本の観光列車「はなあかり」がきょう(5日)から大阪―尾道間での運行を開始しました。
停車駅のひとつとなっているJR倉敷駅では出迎えや特設コーナーで乗客のもてなしが行われました。
電車が入ってくるJR西日本の観光列車「はなあかり」です。
奈良時代から伝わる檳榔子染色のボディに黄金色の草花があしらわれています。
きょう(5日)から大阪―尾道間での運行が始まり倉敷駅にやってきました。
倉敷張り子やジーンズなど運行区間の伝統工芸品が車内に装飾された列車は、大阪から尾道まで瀬戸内の4府県8つの駅を約5時間半かけて巡っていきます。
このうち、4つの駅では15分から30分ほどの停車時間が設けられその地域からのもてなしがあります。
停車駅の一つ 倉敷駅には、市内の名産を集めた特設コーナーが設けられました。
児島の特産・塩を使ったお土産の販売やデニムのキーホルダーを作るワークショップなどが並んだほか大原美術館が所蔵する名画「アルプスの昼間」の紹介を倉敷小町が行い倉敷での停車時間をもてなしました。
去年10月から運行を始めた「はなあかり」は数ある観光列車の中でも期間によって走行するエリアが変化するのが特徴です。
大阪―尾道間の運行は今月18日に開幕する大阪・関西万博に合わせたもので瀬戸内エリアを訪れる人が増える効果が期待されます。
観光列車「はなあかり」は6月29日(日)まで土日限定で大阪―尾道間を運行します。
倉敷駅にやってくるのは土曜日が午後1時46分 日曜日が12時54分となっています。