倉敷市中庄地区でツツジの里山再生に取り組むグループが地域の人にツツジに親しんでもらうイベントを開いています。
倉敷高校の入口前の圃場で「中庄ツツジ祭り」が開かれています。
圃場には約200本のツツジが植えられていて見ごろとなっています。
明治から昭和にかけて銅の採掘がおこなわれた中庄地区では帯江鉱山一帯がツツジが群生する里山でした。
しかし戦後の開発などにより数を減らしていることから2012年から地元の住民グループが「ツツジ山再生プロジェクト」を立ち上げツツジの苗木を育て、鉱山跡地に移植する里山の復活活動に取り組んでいます。
このイベントは多くの人に中庄のツツジについて関心を持ってもらおうと毎年開いています。
また地元の倉敷高校の生徒も参加し来場者へ案内をするなどして協力しています。
会場では苗木が販売されたほか、写真コンテストのパネル展示も行われました。
中庄ツツジ祭りはあす(12日)も午前9時から午後4時まで開かれています。