岡山市の運送会社が総社市に災害発生時に役立ててもらおうと段ボール簡易トイレを寄贈しました。
総社市役所で行われた贈呈式で山本水産輸送の山本貢一社長から総社市の片岡聡一市長へ段ボール簡易トイレが手渡されました。
総社市へ寄贈されたのは自宅や避難所で簡単に組み立てられる段ボール製のトイレ100セットです。
式には災害発生時に避難所の運営などを行う市の職員約30人が出席し組み立て方を学びました。
セットにはトイレ本体や凝固剤だけではなく使い捨ての便座シート、ポケットティッシュなどが入っていて衛生的に使用できるほかテープやカッターなど道具を使わずに組み立てることができます。
総社市内には指定避難所が約80ヵ所あり、災害時には人員が不足することから手軽に組み立てられることが重要だということです。
トイレは約5分で完成し市長が使い心地を体験しました。
総社市では、市内の備蓄庫4ヵ所に寄贈された簡易トイレを分配し災害に備えるということです。