倉敷市児島地区一帯を会場に開催される恒例イベント「せんいさい」がきょう(26日)から始まりました。
また、今年は「せんいさい」に合わせジーンズソムリエが集うイベントが初めて開催されています。
1955年から続く児島地区の恒例イベント「せんいさい」。
児島駅周辺、ジーンズストリート三白市の3つのエリアに分かれ180を超える店舗が繊維製品やグルメを販売します。
イベントでは、各店舗が商品を格安で販売。
朝から多くの客が訪れお得な買い物を楽しんでいました。「せんいさい」はあすも午前9時から午後5時まで開催されています。
そして、「せんいさい」の会場のすぐ近くにある倉敷ファッションセンターでは、初開催となる催し「ジーンズソムリエフェスタ」が行われています。
「ジーンズソムリエ」は生地や縫製、染色などジーンズにまつわる深い知識を持つプロフェッショナルです。
岡山県アパレル工業組合と倉敷ファッションセンターが2013年から認定試験を開催していてこれまで3830人のソムリエが誕生しました。
イベントには10店舗が集い、ソムリエが商品を販売しました。
去年、ソムリエとなった内藤翔太さんは資格取得をきっかけにアパレル関係の会社に就職。
インディゴ染めの知識をいかしてプロデュースしたTシャツやスウェットを販売しています。
ソムリエの資格を持つのは社会人だけではありません。
イベントでは、資格を持つ倉敷工業高校テキスタイル工学科の生徒も商品を販売しました。
倉敷工業高校ではジーンズソムリエの公式テキストを授業に取り入れデニムの生地作りから勉強しています。
今回は、倉工オリジナルのデニム生地のほかにも校歌や方言をプリントしたトートバックなどを販売し人気を集めていました。
このイベントは、普段交流することが少ないソムリエ同士の交流の場にしてもらおうと企画されました。
「ジーンズソムリエフェスタ」はあす(27日)も倉敷ファッションセンターで開催されています。