岡山県立大学で日頃の研究を展示発表するイベント「OPUフォーラム」が開かれました。
OPUフォーラムは、教育研究や社会貢献活動の取り込みを広く知ってもらおうと、毎年開かれています。
全ての学部から、教員を中心にした111点の研究展示が発表され、デザインやITといった、ジャンルごとにポスターで掲示されました。
今年のテーマは「コラボレーション」。
岡山桃太郎空港の駐車場とターミナルビルを結ぶシャトルバスのラッピングデザインや総社産の薄荷を地域ブランドとして発信するためのリーフレットを作成したことなど、「コラボレーション」をテーマに、企業や地域などと共同活動が充実しました。
こちらは、孤立感を軽くするコミュニケーションシステムの研究です。
妊娠中から出産後の母親と高齢者で対象をわけてシステムを構築しました。
学生たちは学部の垣根を超え研究活動を学んでいました。
展示発表の他には、「地域の食」と題した、グルメブースも登場しました。
販売前から列を作っていたのは、栄養学科の学生による30食限定のカレーです。
トマトやサバなどこだわりの食材を使っていて、無水調理のため栄養がしっかりとれるのがポイントです。
「OPU CaféLab.」では、総社市の珈琲店と共同開発したオリジナルコーヒーを販売しています。
豆の風味やデザインなどを自分たちで考案し、最近は地域のイベントで販売しているそうです。
こちらは、倉敷市のパン店と発酵微生物学研究室がコラボしたパンです。
倉敷綿花の酵母や総社市産のメロン酵母など、野生酵母で地産地消に取り組みました。
このほか会場には、キッチンカーの出店や企業による展示ブースもありました。