総社北小学校の児童が学区内のヒイゴ池湿地を訪れハッチョウトンボを観察しました。
ヒイゴ池湿地を訪れたのは総社北小学校の6年生25人です。
観察会では、北の吉備路保全協会のメンバーや総社市の環境課の職員が講師となり、湿地に生息する動植物について解説しました。
ヒイゴ池湿地では5月中旬から体長15ミリメートルほどの日本最小のトンボ・ハッチョウトンボが飛び始めていて児童たちは目を凝らしてハッチョウトンボを探したり双眼鏡で観察をしました。
そのほかにも、葉の表面から粘液を出して虫を捕まえる食虫植物「モウセンゴケ」に触れべたべたとした手触りを確かめていました。
総社北小学校では湿地の保全のために募金活動を行っていて、これまで、水が不足しているときに湿地に水を供給するポンプや環境保全を訴える看板の設置費用に使われています。
ヒイゴ池湿地では8月下旬までハッチョウトンボを観察できるということです。