ニュースポーツを通じて地域住民と障がい者が交流する催しが倉敷南小学校で開かれました。
定期的に開催されている「みなみニュースポーツ大会」です。
今回は、ヨーロッパ生まれのニュースポーツ「ボッチャ」を楽しみました。
最初にジャックボールと呼ばれる白いボールを投げます。
続いて赤と青2つのチームが6球ずつ投げて、最終的に白いボールに最も近いボールを投げたチームが勝ちです。
初めてボッチャを体験する人もいましたが、段々と腕を上げ、ナイスショットも飛び出しました。
ボッチャは、年齢や性別、障がいのあるなしに関わらず、全員で競い合えるスポーツで、パラリンピックの正式種目にもなっています。
今回は、早島支援学校の生徒やOBも参加しました。
学校生活でボッチャを経験した人もいて、なかなかの腕前です。
地域住民との混合チームでも作戦をアドバイスしながらゲームを楽しみ、スポーツを通じて交流を深めました。
そしてこの日は、車いすの審判員が駆けつけ、ゲームを裁きました。
広島市に住む大学生で、今年ボッチャ協会公認の審判資格を取ったそうです。
大会の実行委員会では、今後もニュースポーツ大会を企画し、交流を図りたいということです。