親子で防災について学ぶ講座が倉敷市で開催されました。
倉敷市玉島陶にあるフリースクールで行われた防災教室には5組15人の親子が参加しました。
指導を行うのは元消防士で現在防災コンサルタントとして活躍する堀脇泰治さんです。
教室では、消防士として西日本豪雨をはじめとした様々な災害現場を見てきた堀脇さんが、大災害の時には救出活動にも人や機械の限りがあると説明し日頃の防災意識の大切さを訴えました。
そして、自分を守る方法としてハザードマップの使い方を説明しました。
まずは、自分の家で想定される被害がどのくらいなのかをマップで確認。
道が寸断されることも想定し避難所は3つ決めておくことそして、実際にそこまで歩いて行っておくことが大切と説明しました。
続いて紹介されたのは防災バッグ。
目立つ色の入れ物にすることや小さく、薄く、軽いものを入れておくなどのアドバイスに加え収納方法のポイントも。
個包装にしましょうそして、持ち物の中でも特に役立つというのが・・ホイッスルです。
小さな子どもでも使うことができ体力を消耗することなく大きな音が出せます。
会場では、実際にホイッスルを吹き、セミの鳴き声より大きな音が出ることを確認しました。
この防災教室は親子で防災を学んでもらおうとフリースクールの運営などを行うNPO法人こうのさとが企画しました。
NPO法人こうのさと片岡徹也代表講座は全6回行われる予定で今後の日程や内容はNPO法人こうのさとの公式HPから確認することができます。