子どもたちに防災意識を高めてもらおうと地域の人たちが講師として参加する防災授業が倉敷市の老松小学校で行われました。
防災授業は倉敷市危機管理課とくらしき防災士の会が子どもたちに防災に関する正しい知識を身に着けてもらおうと企画したもので倉敷市全域の学校を対象に行われています。
この日は老松小学校の5年生児童149人が参加しました。
体育館で行われた講演会では現役消防士の秋岡志郎さんが講師を務め西日本豪雨での災害活動の体験談を交えながら水害の恐ろしさを伝えました。
また、ハザードマップの見方や実際に洪水が起きたらどうやって身を守るかなど消防士の目線でわかりやすく説明しました。
講演会のあと 児童は教室に戻りくらしき防災士の会のメンバーなどから水害についての話を聞きました。
児童はハザードマップを広げ自分の家の周りがどれくらいの被害が想定されているかを確認しました。
台風や水害の時には事前にテレビやラジオインターネットの情報を得て準備しておくことや動きやすい服装、運動靴を準備して素早く避難することを学びました。
老松小学校では今月21日の参観日にも防災授業を行い家族で防災について学ぶということです。