きょうは二十四節気のひとつ夏至です。
日の出から日の入りまでがもっとも長い日です。
倉敷市藤戸町にある藤戸寺では夏至の頃に咲き始めるナツツバキが見ごろを迎えています。
源平合戦ゆかりの地である藤戸寺では、平家物語の冒頭で「沙羅双樹」の花として記される沙羅の花・ナツツバキが咲いています。
夏の訪れを告げるナツツバキは、朝早く咲きその日の夕方には花ごと落ちる一日花であることから、儚さの象徴として知られています。
藤戸寺の中庭には7本のナツツバキが植えられていて涼し気な白い花と緑の葉のコントラストを楽しむことができます。
また、葉の半分が白くなる多年草・半夏至も見ごろを迎えていて、ナツツバキとともに鑑賞することができます。
藤戸寺のナツツバキと半夏生は、今月いっぱいまで楽しめるということです。