7月は、犯罪や非行を防ぎ、立ち直りを支え合う地域を目指す「社会を明るくする運動」の強調月間です。
倉敷市では街頭啓発活動が行われました。
啓発活動に先立ち、倉敷公民館で出発式が行われました。
参加した保護司や更生保護女性会など150人を前に、岡山保護観察所の石田清文所長から内閣総理大臣からのメッセージが伝達されました。
倉敷市での運動参加団体を代表して、伊東香織市長が「犯罪に足を踏み込ませない、そして復帰した人が社会の貴重な一員になれるよう活動をお願いします」と呼びかけました。
続いて参加者は、パレードに出発しました。
のぼり旗などを掲げながら、倉敷駅前に向けて900mを練り歩きました。
岡山県警によると、2024年の刑法犯認知件数は9726件で、前の年から496件増加。
逮捕・補導された20歳未満の刑法犯少年は552人で、去年より44人増え、今年も増加傾向ということです。
街頭啓発では、犯罪のない社会をつくり、罪を犯した人が社会復帰できるよう、保護司や更生保護女性会が活動していることなどをアピールしました。
社会を明るくする運動倉敷市推進委員会では、12日(土)に更生保護市民大会を開き、記念講演や啓発ポスターの表彰式を行う予定です。
◆更生保護市民大会
12日(土)13:30~ ライフパーク倉敷