倉敷市歴史民俗資料館のグランドピアノが、去年修復作業を終えたことを記念し、初めてのコンサートが開かれました。
コンサートには、倉敷幼稚園の園児や地域住民などおよそ60人が訪れました。演奏したのは、倉敷市出身のピアニスト・渡辺慶子さんです。渡辺さんは、90年以上の歴史を持つピアノでクラシックやポップスなどを演奏し、美しい音色を響かせました。このグランドピアノは、1934年ごろ現在の上皇陛下のご生誕を記念して24台作られたもので、現存するのはこの1台だけです。当時の倉敷幼稚園の保護者が購入し、およそ60年間園児たちの教育に使われてきました。その後、資料館に展示されていましたが、老朽化が進んでいたことから、去年7月から11月にかけて修復作業が行われ再び演奏できるようになりました。コンサートの後半では、園児が演奏に合わせて歌い、「倉敷幼稚園のうた」などを披露しました。
修復されたピアノは、倉敷市歴史民俗資料館に展示されていて、開館日は自由に演奏することができます。




