倉敷市出身の植物研究家・宇野確雄さんの人生をたどる企画展が、倉敷市立自然史博物館で開かれています。
会場には、倉敷市出身の植物研究家で元教員の故・宇野確雄さんが、およそ80年間にわたって集めた植物標本などが展示されています。
宇野さんのコレクションを中心とした企画展を行うのは、開館当初の展示以来となり42年ぶりです。
こちらの標本は、1903年、宇野さんが7歳の頃に採集したハルシャギクです。
旧菅生村、現在の倉敷市浅原の自宅の庭に植えられていたもので、122年経った今も花びらの赤色と黄色の部分が分かるほど良い状態で残っています。
こちらは、1920年に宇野さんが和歌山県で発見した「カンサイザサ」です。
これを宇野さんが師範学校に通っていた頃から交流のあった植物学者の牧野富太郎さんが新種として研究雑誌に発表し、学名は発見者の宇野さんを称え「SasaUnoi」とされました。
また、倉敷青陵高校をはじめ市内外の小中学校、高校、大学で教員をしていた宇野さんは、学校内の植物も標本として残しています。
野生の植物だけでなく、校内に植えられていた木なども採集していて、当時の様子を知ることができます。
そのほか、コケや海藻など幅広いジャンルの標本や、標本が挟まれていた各地の新聞紙なども合わせて展示されています。
「人生を豊かにする植物展」は、今月15日(日)まで倉敷市立自然史博物館で開かれています。
11日と15日には、展示解説も行われます。」
■展示解説
2月11日午前10時~、午後2時~
2月15日午後2時~※各回約30分




