倉敷市立美術館で、文学と美術の関係性をテーマにした企画展が開かれています。
企画展では、倉敷市立美術館が所蔵する76点の作品が並んでいます。
テーマは「文学と美術のあいだ」。
言葉を使う文学と視覚で訴える美術の関係を様々な角度からとらえて紹介しようというものです。
こちらは、明治から昭和にかけて活躍した倉敷市出身の洋画家寺松国太郎が、能の演目である「杜若」を題材にして描いた作品「花之精図」です。
カキツバタの横に立つ能楽師の凛とした姿が金屏風に描かれていて訪れた人の目を引く作品です。
また、倉敷市ゆかりの日本画家・池田遙邨が晩年に情熱を傾けた「山頭火」シリーズのうち3点も並び、旅や放浪の中で俳句を詠み続けた俳人・種田山頭火の句をモチーフに豊かな自然の風景を表現しています。
このほか、三味線や唄で旅回りの生活をする盲目の女性・瞽女をテーマにしたシリーズ作を描き、手掛けたエッセイも高い評価を受けた倉敷市出身の洋画家・斎藤真一の作品や、倉敷市連島町出身の詩人で随筆家の薄田泣菫が集めた山水画や油絵なども並び、文学と美術の様々なつながりを楽しむことが出来ます。
倉敷市立美術館のコレクション展「文学と美術のあいだ」は今月31日(日)まで開かれています。




