造船の街・玉野の新しいシンボルとなる玉野市役所の新庁舎が完成し、竣工式が行われました。
建築から60年が経過した今の庁舎の東側に完成した新しい庁舎は、地上5階建て、延べ床面積はおよそ7500平方メートルです。
竣工式には関係者およそ60人が出席し、テープカットで新庁舎の完成を祝いました。
新しい庁舎は、「大きな船」をイメージにデザインされていて、港町・玉野を象徴しています。
新庁舎のコンセプトは、「市民の安全を守り、人と環境にやさしく、市民に親しまれる庁舎」です。
過去の高潮被害の教訓から敷地は道路からおよそ2mかさ上げされ、さらに1mの防水壁で建物への浸水を防ぎます。
また、免震構造を採用しているほか、非常用電源や雨水の利用などで1週間の自立運営ができるようにするなど防災機能が大幅に強化されています。
庁舎内はオープンなワンフロアとなっていて見通しがよく初めての人でもわかりやすい配置でキッズスペースも設置されています。
また、デジタル技術を活用し、申請書の記入を不要にする「書かない窓口」も導入されます。
2階は災害発生時に一時避難場所として活用されるデッキを整備したほか3階には災害対策本部としても活用できる大会議室を設けました。
4階は、市議会の議場となっています。
小さな子どもを連れて議会の傍聴ができるように親子室も新設されました。
また、建物屋上には緊急用ヘリコプターのホバリングスペースを設置し、緊急物資の受け取りなどができるようにしています。
これまでの整備事業費は55億7000万円で、今後は古い庁舎の取り壊しと駐車場への整備を順次実施していく計画です。
新庁舎の供用開始は9月24日となります。




