「新」をテーマにお送りしています月間シリーズです。
3回目は、今年、節目の年を迎えた倉敷で最も歴史のある民間の自動車教習所に初の外国人従業員が採用され、母国ではなく、日本の地で社会人のスタートを切った女性を紹介します。
中国出身の翟沛(タク・ハイ)さん。岡山大学大学院を卒業後、倉敷自動車教習所に就職しました。翟沛さんは、6年間で身に着けた日本語を使う仕事として、就職活動をした結果、翟沛さん自身が、日本での免許取得に苦労した経験から自動車教習所を就職先に選びました。多くの留学生が日本にいて、免許の取得で同じ苦労をしている人の役に立ちたいと思っています。倉敷自動車教習所の入社式。同期の3人と社会人としてスタートを切りました。社長から辞令を受け取り、社会人としての一歩を踏み出しました。社長からの最初のメッセージは社会人としてのマナーでした。しっかりと心に留めます。さて、翟沛さんには50周年の節目を迎えた会社が大きな期待を寄せています。会社の発展を背負いますがまずは、指導員の免許取得です。9月の試験にむけて先輩から指導をうけます。
先輩からの指導を受ける中で最初のハードルが見えてきました。それでも、夢の実現に向けて前へと進みます。最初のハードルを越えれば次のハードルがやってくる。社会人としての人生のスタートを切ったばかりのタクハイさんは、明るい未来へ突き進みます。