総社市の「総社もも生産組合」では、去年より2日、例年より3日早く極早生桃「はなよめ」の出荷が始まりました。
岡山を代表する果物「桃」、その中でも、いち早く初夏に収穫期を迎えるのが、極早生品種の「はなよめ」です。「清水白桃」よりもやや小ぶりですが甘味が強く、ほんのり赤みを帯びた姿が可愛らしいと人気です。総社もも生産組合の副組合長で総社市井尻野の村木一裕さんは、8・5アールの畑で「はなよめ」を栽培していて朝5時すぎから奥さんの康子さんと一緒に今年最初の収穫を行いました。総社もも生産組合では、7戸の農家がおよそ9ヘクタールの畑で25品種の桃を生産しています。そのうち、極早生品種の「はなよめ」は、4人が栽培しており、6月末までのわずか10日間ほどの出荷となります。総社もも生産組合村木一裕副組合長【本文続き】総社もも生産組合で収穫された桃は、選果場に集められ色、形、大きさ別に選別され、関東や関西市場へ出荷されました。なお、今年の「はなよめ」の初出荷量は300キロで、県内では、「サンロード吉備路の産直広場」のほかは、イオン、ハローズなどスーパーの店頭に並びます。