倉敷市教育委員会の人権教育研究大会が開かれ今年度の研究テーマ「性の多様性を認め合う児童生徒の育成」に関する研究実践発表が行われました。
人権教育の推進と充実をめざし倉敷市教育委員会では、人権教育の課題研究に取り組んでいます。今年度は、「一人ひとりを大切にし、認め合い、支え合う幼児児童生徒の育成を目指して」を研究主題に同性愛や性同一障害など「性の多様性を認め合う児童生徒の育成」を課題とした研究授業を行ってきました。実践発表では、連島北小学校や南中学校など市内10の小中学校で行った授業の内容や成果が報告されました。小学校では、性別は単純に男女に分けられるものではなくいろいろな女の子や男の子がいることを気づかせる授業が行われました。中学校では、教師が性的少数者から実際に思いを聞き、「ホモ、レズ、」といった性的マイノリティに対する理解や性の多様性を認め合う大切さを伝えるなどの授業が行われました。
倉敷市人権教育研究大会
取材日 2017年1月19日(木)
ライフパーク倉敷(倉敷市福田町古新田)