行方不明の認知症の人をメールで発見を呼びかける取り組みを行っている総社市は、不明者が出た場合を想定した声掛け訓練を初めて行いました。
訓練では認知症役の高齢の男性が総社市役所周辺を歩き、見つけた近隣住民が「大丈夫ですか?」などと声をかけました。
総社市では認知症患者が行方不明になった場合に、メールで早期発見を呼びかける取り組みを行っており、認知症に関心の高い市民など344人が登録しています。このメール配信はSOSメール(そうじゃ おかえりサポートメール)と呼ばれ配信メールの登録の啓発も同時に行いました。
総社市によると、これまでに2回のメール配信をして2件とも行方不明者が無事に保護されているということです。