倉敷市連島町出身で明治時代を代表する詩人、薄田泣菫を顕彰するイベントが22日に水島愛あいサロンで開かれました。
「泣菫を詩う」と題されたこのイベントは、郷土が生んだ偉人を偲ぼうと、薄田泣菫顕彰会が主催したものです。イベントの冒頭には連島中学校2年の柘野亜里沙さんと井上楓さんが、泣菫の代表作である「ああ大和にしあらましかば」を朗読しました。
また、薄田泣菫顕彰会の三宅昭三さんによる泣菫の足跡をたどる講演や、ピアノや尺八、ソプラノの歌声で「寂寥」や「こさめ」といった泣菫の詩を味わう演奏会も行われ、訪れた人は泣菫作品の魅力に触れていました。