県立倉敷商業高校で演劇の手法を使ったコミュニケーション能力養成授業が行われました。
授業を受けたのは、情報処理科と国際経済科の3年生、150人です。自分とは考え方が違う相手と上手くコミュニケーションを図る事をねらいに劇団の俳優や演出家である講師がワークショップ形式で授業を行いました。イスに座って本を読んでいる俳優を制限時間90秒以内にどうやって立ち上がらせるか、という設定に生徒達は4人1グループで作戦を立てました。11のグループは、電車で席を探す老夫婦、受験会場で席を間違えた人など様々な場面を設定して俳優の気持ちが動くようやり取りを繰り広げました。この授業は、「文化芸術による子どもの育成授業」として文化庁が主催していて、倉敷商業では、3年前から毎年行われています。