ひとり暮らしの高齢者への食事の確保と日常の声掛けを目的に行われている給食サービスを充実させる取り組みが総社市で始まっています。
総社市内の弁当事業者6社が集まって先日試食会が行われました。いずれも高齢者に配慮した減塩食や柔らかく調理したメニューなど栄養バランスも考えられた弁当です。
今回の試食会は、高齢者、特に一人暮らしや高齢者だけの世帯に関わる地域包括支援センターの職員や地区社協の人たちにサービス内容を知ってもらうために行われました。総社市では現在およそ2500人のひとり暮らしの高齢者と高齢者のみの世帯で暮らす人がおよそ5500人います。高齢者の食事は低栄養、低タンパクになりがちだといわれており1日1食給食サービスを利用するだけでも栄養面での改善が見込めます。
総社市では、現在6社の弁当事業者がサービスを行っており、1か月の利用者数を7月の67人から今年度中に120人まで増やす目標です。