県内の陶芸家でつくる「備芸会」が『日本茶の楽しみ方』と題した備前焼の作品展を開いています。
この作品展は、お茶をペットボトルで飲む機会が多い中、備前焼の風情を感じながらゆっくりと日本茶を楽しんでもらおうと企画されました。備芸会から有志9人が参加し、備前焼きの土瓶、急須、宝瓶、湯呑などおよそ200点を展示しています。胡麻や桟切といった備前焼の特徴を活かした作品の他、ユニークな細工を施した急須、金と黒のコントラストが美しい金彩の湯呑など、それぞれの作家の個性を味わうことができる作品が並んでいます。備芸会による備前焼の作品展「日本茶の楽しみ方」は10月3日(火)まで倉敷市阿知のぎゃらりぃしをりで開かれています。また、10月1日(日)には日本茶の入れ方の実演・講習会も行われます。