倉敷警察署は、倉敷中央病院と共同で県警ヘリを使った被災者の搬送訓練を行いました。
訓練は、南海トラフ巨大地震が発生し、県南部で震度6強を観測、大津波や建物の倒壊により大規模な被害が発生したという想定で行われました。倉敷運動公園陸上競技場では、倉敷警察署の署員が車両に閉じ込められた負傷者を窓ガラスを割って救出。道路が寸断されたため、県警ヘリ「わしゅう」で倉敷中央病院へ搬送しました。「わしゅう」が到着すると倉敷中央病院の医師や看護師が負傷者をストレッチャーに乗せ換え、素早く病院内へ搬送しました。倉敷警察署は倉敷中央病院とヘリポート使用に関する協定を結んでいて今回の訓練が3回目となります。これまでに県警ヘリを使っての負傷者の搬送はないということです。