総社市は障がい者雇用の拡大と労働の質向上を目指して障がい者千五百人雇用委員会を立ち上げました。
障がい者千五百人雇用委員会は平成23年から進められた障がい者千人雇用事業を受けて設置されました。総社市の片岡聡一市長は「千人雇用は達成したが課題も見つかっているので、数も重要だが、今後は働く質の向上も目指したい」と意気込みを語りました。委員会は官民産学の有識者15人のメンバーで構成され会長には岡山大学病院精神科神経科の流王雄太医師が選任されました。その後、障がい者千五百人雇用の実現にむけて市の担当者から事業の説明があり、賃金や生活満足度を向上させること、就労後のサポート体制の確立、老後の支援の実施に取り組んでいくことについて意見を交わしていていました。また、総社市では障がい者本人、雇用した企業、支援する行政など総社市全体で障がい者を支えていく指針となる総社市障がい者大綱を今年度中に策定し各種施策を実施していく予定です。