大原美術館は名画のほこりを落とす年末の大掃除を行いました。
大原美術館では毎年年末に、展示している名画についたほこりを落とす大掃除をしています。今年も、学芸員や職員などおよそ50人が掃除に当たりました。展示されている美術品は100年以上前に描かれたものも多くあり、絵画だけでなく額縁にも細心の注意を払いながら壁から外されました。1つの作品に2人で作業にあたり額縁の上や凹凸部分にのったほこりを毛先の柔らかい刷毛をつかって慎重に落としていき、その後、作品保護用のアクリル板の汚れを落としていきました。大原美術館では先週11日(月)に分館と東洋館の掃除を行い、今回は本館と工芸館の掃除をしました。大原美術館には、今年もおよそ30万人が訪れ、2月には開館からの来館者3500万人を達成しています。大原美術館の児島虎次郎記念館は今年12月27日で閉館となります。来年は1月1日に本館、2日から分館、東洋館、工芸館が開館となります。