倉敷市は市職員が官製談合事件で 有罪が確定したことを受け 職務執行適正化委員会の2回目の会議を開きました。
会議には、委員長の生水哲男 副市長をはじめ委員11人が出席しました。
会議では、職員逮捕後の6月の第1回会議で挙げられた 再発防止に向けた取り組みの 実施状況についての報告がありました 。
6月30日から 7月に25日にかけて、嘱託職員を含めた全職員の面談を実施したことや、8月に情報漏えい防止のための担当者への研修を 行ったことなどが報告されました。
また、会議後に藤原昌吾 総務局長が、倉敷市発注の公民館修繕工事を巡る官製談合事件で 有罪判決を受けた業者と飲食を共にした29人の職員に対する聞き取り調査の結果を発表しました。
調査によって、利害関係者と知りながら飲食を共にしたとして幹部級を含む数人の職員を倫理条例違反で処分を検討していることが 分かりました。
倉敷市では 今後の再発防止策として、eラーニングなどを用いて規範意識向上や不当要求対策の強化を目的にした研修を充実させるほか、修繕の発注に関するルールや職員と業者との関係についてのルールを 見直していく予定です。