倉敷市連島町の真言宗の宝嶋寺で伝統行事「花の四日」が営まれました。
「花の四日」は旧暦の3月4日に瀬戸内では海上安全などを祈願し海に花を流していた行事に由来します。宝嶋寺では1200年余り続く伝統行事で、今年もご本尊の十一面観音菩薩の法要が営まれました。また、花の四日にあわせて境内でお花の販売が行われるのもこの伝統行事の名残で、季節の花が並んでいました。
このほか、いけばな嵯峨御流小河原社中による展示では25人の作品が並んだほか、茶席では訪れた人たちが抹茶を味わいながら宝嶋寺の春の庭を楽しんでいました。