倉敷市水島地区に残る戦争遺跡亀島山地下工場で通路内の備品整理や清掃活動が行われました。
亀島山地下工場は、太平洋戦争末期に、飛行機を製造していた三菱重工が空襲から逃れるために疎開した跡地です。ボランティアの清掃活動は、「亀島山地下工場を保存する会」が初めて企画したものです。小中学生が安全に地下工場内を見学できるように土地の所有者が保管していた備品を撤去しました。清掃活動には、保存する会のメンバーをはじめ倉敷古城池高校の1、2年生の有志などおよそ50人が参加しました。暗く、ひんやりした空気が漂う地下工場の中からは、農具や、肥料、自転車など軽トラック2台分の粗大ごみが運びだされました。清掃活動は、来週9日(土)にも行われます。亀島山地下工場を保存する会では、ボランティアの参加を呼びかけています。