7月豪雨で被災した倉敷市真備町の衣料品店が今日(19日)、営業を再開しました。
倉敷市真備町有井の衣料品店「サンハウス」です。5ヵ月半ぶりにリニューアルオープンした店には再開を待ちわびた多くの客が詰めかけました。平成元年に開店し、広さ50坪と町内の個人店としては大型のサンハウスは、長年、地元の人たちから親しまれてきました。7月豪雨で店舗は、1階の天井下まで浸水し、売り物やパソコンなどの機器類は、すべて水没しました。改装した店内には、浸水を免れた2階で管理していた商品の在庫などを割引価格で販売しています。品数は、被災前に劣らず、紳士服や婦人服、寝具などさまざまな種類が並びます。地域の人にとって「サンハウス」は、買い物するだけではない、大切な場所にもなっています。新しいレジの後ろには看板が取りつけられています。そこには、復興に向かう強い想いが記されていました。
地域住民にとって馴染みの深い商店の営業再開は、町の復興の希望になりそうです。