総社市で、住民による道路施設点検と、点検に関する意見交換会が開かれました。
トンネルや歩道橋などの道路構築物は道路管理者による5年に1回の点検が義務付けられています。
国道交通省は点検頻度を増やすために、地域住民が点検することを提案し、総社市では、去年10月からの4か月間、SNSを活用した住民による道路施設点検に取り組みました。
点検勉強会では、点検の結果を報告し、写真を見ながら橋梁の専門家が診断しました。
また、地域住民と職員たちによる道路施設点検も行われました。
総社市役所から西におよそ2キロ離れた中原地下道を実際に歩いて点検します。
コンクリートのひびや錆びている部分を見て、どのくらい危険か、補修は必要か、岡山国道事務所の職員が解説し、地域住民たちは実際の道路点検を目の当たりにしていました。
施設点検に関するワークショップも行われ、今回の点検の良かったことやより多くの人に点検に参加してもらえるアイディアを話し合いました。