西日本豪雨災害から半年が過ぎました。
きょう、1月21日から倉敷市真備町のコミュニティタクシーが、新しいルートで運行を始めました。
真備地区を巡回する乗り合いタクシーが町内の仮設住宅6カ所への立ち寄りを開始しました。
真備地区コミュニティタクシーは、被災前から二万地区から吉備真備駅間と二万地区から船穂公民館を巡回する南ルート、市場地区から川辺宿駅間を走る東ルート、呉妹地区から吉備真備駅をまわる西ルートの4つの路線があります。日曜祝日を除いて、定時便3便と予約便を運行しています。1月21日からは東ルートに真備総、市場、みその、岡田の仮設住宅4カ所に停留所を加えたほか、南ルートに二万と柳井原の仮設住宅2か所へ停留所を設けました。災害で車をなくすなど、仮設設住宅での避難生活を送る252世帯の住民の足を確保したものです。
仮設住宅への運行が始まった初日は、真備総仮設団地から川辺のスーパーマーケットまで利用する住民の姿がありました。仮設住宅から利用する場合はあらかじめ予約が必要です。料金は1回につき中学生以上300円、小学生150円、小学生未満は無料です。コミュニティタクシーの運行は、仮設住宅の住民にとって、日々の暮らしを後押しする生活の足となりそうです。